小林麻央さんの訃報に改めて乳癌・健康について考えさせられる毎日
姉妹愛に憧れすら感じていた、小林麻央さんの訃報。同じ女性として、何も考えずにはいられません。
憧れの姉妹

フリーアナウンサーの小林麻耶さん、麻央さん姉妹を、私はとても羨ましく思っていました。何年前だったか、何の番組だったか、言葉もはっきりと覚えてはいないのですが、姉妹揃ってトーク番組に出演されたときのことです。麻央さんが「姉の妹として生まれてきたことが、人生最大の幸運だと思っています」というニュアンスの発言を、あの綺麗で真っすぐな目でされていて。本当に素敵な姉妹なんだなぁと、とても印象に残っています。
私には男兄弟しかいないため、”姉妹”というものにずっと憧れを持っていました。しかしそれだけではなく、こんなにも強く心の繋がった姉妹が実際にいるのだと知り、2人の関係に憧れを感じるほどでした。速報で麻央さんの訃報を知ってから、お会いしたこともない方なのに、悲しさが止まりません。
乳癌

私には1人だけ、「お姉ちゃん」と呼んでいる存在がいます。そのお姉ちゃんは、乳癌患者です。お姉ちゃんに付き添い、何度か乳癌専門の病院へ行ったことがあります。有名な医師で全国から患者さんが来るとは聞いていたのですが、始めて待合室に入ったとき、こんなにも多くの患者さんがいるのかと本当に驚きました。
もちろん、病院内には付き添いの方や検診の方も多くいらっしゃいます。でも、帽子を被っている方、ウィッグを使用している方の割合が、一般の病院とは比になりません。入院病棟の一角には、ウィッグの見本も置かれています。それまで癌という病気に深く関わった経験のなかった私は、味わったことのない恐怖を感じました。
自分の将来を考えるとき、つい”平均年齢”を基準に計算してしまいがちです。でも、いくら医療が進んだといっても、先進医療の保険に入っているとしても、いつ何が自分の身に起こるか分からないのですよね。実際に、同じ学校へ通っていた同級生の中にだって、既に亡くなってしまった子が数名いるのですから。
早期発見が大切

どんな病気であっても、まずは早期発見が第一です。多少お金を掛けてでも、定期的に自分の体を調べておく、それが最も賢い保険なのではないかと考えるようになりました。小林麻央さんの乳癌発見も、夫婦揃って行った人間ドックがきっかけなのだそうです。
健康診断を受ける機会の少ない主婦だからこそ、自ら行動を起こす必要があると改めて感じました。自分の体を知るのは勇気がいるものですが、知らなければ必要な治療も受けられません。将来設計や老後の相談をするように、自分たちの体についても話し合っていける。そんな夫婦になれたら理想的ですね。
望月レモン
【訂正のお知らせ】タグを修正しました(2021.8.11)
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